7)何のために生まれたのか?

ここまで解説をしてきて今更ですが、何で「ボールペンショー」は生まれたのでしょうか?

実は、今まで何度も登場している「安全性を確保する技術」として生まれたのです。

そして、その前身として「バーチャルチェンジ」と「リアルチェンジ」という技術がありました。

これは院長がまだ二十代前半のマッサージ屋のお兄ちゃんだった頃に・・

一つの難問にぶつかっていた時代の話しです。

それは「間違った施術をしたら、その刺激は体を悪くしてしまう。」のです。

その時、どうやったらそれを完全に元の「何でも無かった状態に戻す事が出来るのか?」という「難問中の難問」に挑戦していたのです。

そこで施術をして、違っていたらすぐに刺激を取る技術を開発していましたが、納得出来るものではなかったのです。

まだ意味不明だと思いますので、もう少し詳しくお話ししましょう。

施術をする時というのは、施術の内容を設計してから始めるのです。

まだ、理解不能ですよね。

そこで、もう少し噛み砕いてみると、分かるようになります。

例えば「腰が痛いという人が来たとします。」その人にはAかBかCのどれかの施術が効くのではないか・・と施術内容を設計するのです。

そして、Aをやってダメ、Bをやってもダメ、Cをやって「良かったですね。」と帰すのです。

みなさんは疑問に思いませんか?・・無駄にやってしまった施術は「体に良いのだろうか?」その後は?・・どうなるのか?・・が大事です。

当時は施術中に手を当てた時に体の中がどのように変化するのか?を読み取りながら施術をしていましたから、その変化がよく理解出来ていたのです。

間違った施術をすると連動している部分にまで刺激が伝わっていますから、その部分が変化しその部分に「悪い刺激が残り、体の中で変化し続ける」のです。

※この先に、もっと安全性を高めるための「施術中にみなさんに見えていない技術群」が開発されて行くのです。

ですから、ダメだった施術をしたら・・すぐにその刺激を取るための技術を開発していたのです。

それでも、施術をしてから変わっていた、その数秒間で変化した体の部分を完全に元に戻す事が出来なかったのです。

当時最高の難問に直面

「完全に元に戻せる技術」というのは、当時の最高の「難問」でした。

そこで、テスト法を決めておいて、触れている時だけ体が変化し結果だけを先に知る事が出来る「バーチャルチェンジ」(仮に変わっている状態を作る技術)を開発したのです。

この技術があれば、テストをして結果が違っていたらそのまま手を離すだけで「完全に元に戻す事が出来る」のです。

いつでも安全な施術をする事が出来る・・それは、施術をする側から見たら「最も必要な技術」だったのです。

その後に「気功法の技術が開発され」、その気功法を使った「バーチャルチェンジ」の方法として、ボールペンを持っている時だけ体が変化する「ボールペンショー」が登場します。

※普通に言われている気功法とはまったく違っているので違う呼び名を作りたいのですが、誰にも理解出来ない・・ので、単純にみなさんが知っている「気功」と言っています。

「最高の自分をするために」いつでもみなさんに真摯に向き合っている事が出来るように作られたのが「ボールペンショー」という技術だったのです。

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