下半身は「どこからお肉が増えるのか?」というと、太ももの内側の後ろ側です。

太ももの内側の後ろ側から太ってくる

ちょうど、お尻の内側の下のお肉が増えている、たるんでいるという人は、内臓が下がっています。

内臓が下がってくるとアゴの下側のお肉が増えてきます。

これは、連動現象で、そうなるのです。

 

つまり、体は部品では動けないし、法則的に同時にいろいろなところが(連動して)変化するのです。

また、内臓が下垂しているというのは、呼吸が悪いこととつながっています。

下半身にお肉が溜まると、顔の下半分のお肉が(連動して)増えてきます。

これは、連動現象ですが、下半身に落ちた血液はどうやって心臓まで戻るのでしょうか?

それが、横隔膜呼吸をすると戻ります。(普通に腹式呼吸です。)

足の先を考えると理解できますが、毛細血管の先まで行くと血圧がゼロになります。

そこから血液は心臓までどうやって戻るのかは、横隔膜を使って陰圧を作るからです。

横隔膜はブラジャーの下の線くらいの内側で、胴体を輪切りにしたような大きな筋肉です。

この筋肉が収縮すると下に下がりますから、肺に空気が入ります。
※腱中心と言って、山型に盛り上がっています。


それが収縮する(縮む)と平らになるので、形上下がったとなります。

横隔膜が下がる(平らになる)と肺に空気が入る仕組みです。

そして、戻る時に下半身の血液を吸い上げる働き(陰圧です。)をしています。

ですが、この時に内臓(ここではお腹の部分です。)が弱ると、体はそこを固めてしまいます。

いつも言っている「体はそれ以上弱らせない、こわさないためにそこを固めて護る」ということです。

ですから、お腹をゆっくりとやさしく両手の指先で押し込んで行き、止まったところでもう一度ゆっくりと押し込みます。

すると、固いことが分かると思います。

お腹の中が固いと横隔膜が下がれないので、呼吸が浅くなり、陰圧が作れないので、脚に(下半身に)むくみが溜まります。

むくみが溜まっている状態が続くと、それが脂肪に変化するのです。

余計に恐い話しになってしまいました。

このキャンペーンはホラーではないので、そこまでの恐さを考えないようにしてください。

「内臓が下垂している」ことが分かるのは、上記にも書いた「お尻の下側のお肉のたるみ」でも分かります。

でも、もっと分かるのは「アゴの下側にお肉が増えてくること」です。

そのお肉は、引き上げようとしても引きあがらないのは、連動している内臓が引きあがらないからです。

その内臓(この場合はお腹の中身です。)を引き上げているのが背中(肩甲骨のあたりの高さ)です。

ですから、前よりも肩や首のこりが増えたとか、肩が動かないと感じている人も多いはずです。

このキャンペーンでは「先行体験」もあり、骨ごと引き上げる原点操作もあります。

でも、そこではなくて、顔が引きあがった状態を維持できるための姿勢が良くなるという原点もあります。

そうなのですが、内臓ごと引きあがって、その状態を維持できるように矯正・調整するのは実は「至難の業」です。

ということで、今回のキャンペーンではその「至難の業」に挑戦しています。

そして、みなさんと一緒に、その根本問題について、もっと研究を深めたいと思います。