前回の解説では「バーチャルチェンジ・テスト法」が出てきましたが、その技術が当院施術の「安全性確保」の最重要部分になります。

安全性を維持するために、そして安全性の精度を上げるために必要になったのが、「最も速い技術」だったのです。

 

今回はその「最も速い技術」がどうやって開発されたのか?という解説です。

基本的には「安全性のための技術」を作ることが目的だったのですが、その発達の経緯は少し違います。

 

これも太古の昔・・例の「マッサージ屋のお兄ちゃん」だった頃のこと・・。

当時はいろいろな技術を同時進行で開発していた時代でもあったので・・またまた、「疑問が生まれた」のです。

それは、「単独に技術」をやっていても「施術の中身が向上しない」ということでした。

 

では、どうやったら・・の答えの一つが「複数の技術を同時に施術すると体を変えることが出来る」という事実です。

一つの技術をやってから、また次の技術をやる・・という繰り返しの方法しか習っていないので、そのままでもかなりの時間がかかってしまうのです。

 

そして、その施術をしている間にも「悪い習慣がついた体」の場合は「戻ってしまうこと」が多いのです。

 

ですから、せっかく施術(体に良い刺激)をしても追いかけっこになってしまいますので、変化したらすぐに次の施術・・をしないと意味が無いことが分かりました。

そこで・・間髪入れずに、同時にできる技術の量を増やして行きました。

 

結果的には、究極の「27個の技術を同時にする施術」を開発することになります。

ここで「同時にたくさんの技術をする方法」は終了することになりましたが、その理由は「27個が同時にできる自分の限界!」だったからです。

 

このやり方はかえって「効率が悪い」ことが分かったので、その「短縮化(簡略化)」を考えます。

同じような技術をまとめることで、「3個の技術が同時にできる」ことになります。

するとそのようなまとめた技術を3個すると「27個の技術」を同時にしたのと同じ結果を出せることが分かりました。

そうして、1年・2年・3年・・と重ねて行くことで中身的には「一つの施術で数百の技術をする」ことが出来るようになったのです。

 

それが「瞬間療法」と呼んでいる技術群(当時「プログラム」と呼んでいる技術)だったのです。

今現在のほとんどの技術がこの「プログラム」で出来た「瞬間療法」で施術しています。

そこで、みなさんは疑問に思うと思いますので・・

 

そもそも「プログラムって?なによ?!」ということで次回はその「プログラム」について解説して行こうと思います。

【次号につづく・・】

※次回のテーマ「【009】■プログラム」にご期待ください。