「気功スキャン」という技術は、時々ではなく、ほとんどの施術中で使われています。

 

単純な例だと、「小顔の施術」をしている時に院長が真後ろに立っているのを気が付いた人がいると思います。

鏡の前で立ったままで施術をしていて・・「顔の右側を最初にします・・」の時に、顔の真後ろに立って施術をしていたら・・

そうです「顔が見えない!」のです。

このような時には「先生!手加減ですか?」・・になりますが、ちがいます。
(※「手加減なんかはその時その時で感覚もちがうから、役に立たないのだ!」といつも言っています。)

その時に使っているのが「気功スキャン」という技術だったのです。

目で見ているのではなく、「気功を使って・・体をスキャンしている」ので骨の左右差や今の施術で「どれだけ変化しているか?」などが、目で見たり、手で触っている以上に正確に把握することが出来るのです。

 

「なんだ!それ!」ということになりますが、事実です。

元々は自分自身の技術が「どれだけ体の中で変化しているのか?」を確かめる技術を最初の最初「マッサージ屋のお兄ちゃん」だった頃から開発し続けていたので、その中でどんどんできてきた技術の一つでした。

今ではその完成度が上がり、かなり便利に使いまわしています。

 

例えば前回のブログ「胸腺に対する自律神経調整法」の場合でも、普通で考えると「その部分だけの自律神経調整法」あり得ないことになります。

でも、実際の生体では自律神経は非常に細かく「その場所、その場所」で変化しているのです。

ですから、体全体が「副交感神経優位」なんかにしたら「眠たくなって動けなくなって」しまいます。

そんな技術投薬による治療は、かなり問題があって役に立たないことになります。

 

 

そこで・・「当院独自開発の技術と考え方では・・実は対処法があるのです。」になります。

つまり、他に無くてもここにあって、今困っている状態がなんとかなれば「それで良い!」と考えられる人だけの施術所が必要になったのです。

それがここの前身である「ハンデキャップ専門の施術室」だったということです。

 

 

さて、話しをもう少し「気功スキャン」という技術に戻してみましょう。

もともとから「自律神経の調整法」は、体の部分部分で使うための技術として開発したので・・「その部分だけの自律神経調整法」は、ここでは普通です。

ですから、「胸腺(体の免疫力の中心)」だけの強化(自律神経的に)が出来るようになったのです。

 

この「胸腺に対する強化技術」は今回の「新型コロナの蔓延」に合わせて、みなさんの体が変化していて、かなり疲れやすくなっていたり、夜眠れなくなっていたりした事実を改善するために開発された技術です。

・・たいていは、今現在している施術というのは「いつでも最新状態の技術や施術を提供しています。」ですから、新鮮な技術です。
(※古い技術は、その時には良かったのであって、今の今には合わないのです。)

ここの施術で、「今、開発した技術」が多いのはその時その場で必要に迫られて作っているから」なのです。

その時でも便利に使われているのが「気功スキャンという技術」です。

 

この技術は顔や体の変化を読み取ることが「技術の真の目的」ではなく、ほんとうは「安全性のための技術」として進化してきました。

次回は、その「安全性」について解説して行こうと思います。

【次号につづく・・】

※次回のテーマ「【007】■安全性の技術」にご期待ください。