新年が明けて、(当院としては・・)まだまだ仕事始めですが・・

年末からインフルにかかった・・とか、おなかの調子が・・という人がいて、インフルかどうか分からないが・・という人も多かったのです。

たいていの症状は2種類の原因でなっているようなので・・

ほとんどの人が同じような体調不良に悩まされています。

これに対しては対策がほぼ(と言わないといけないので・・)完成していますから、だいたいの人は何とかなるようです。

 

それはそれとして・・

体調が悪い人の中にさらに「自律神経のバランス」が悪くなった人がたくさんいます。

胃や内臓の働きも、頭の感じも気持ち悪くなって・・めまいがして・・とか、いろいろです。

その中でもひどくなっている人がいて・・

その人は、普段から冷えがひどいので・・整体の先生とか、お医者さんに・・とか。

「背中にカイロを貼っておくと体が温まりますよ。」と言われて貼っていたのです。

実は・・背中側にカイロを貼ったとしてもそれほど体は温まらないのです。

亀で考えたときの甲羅みたいな感じです。

 

特に肩から腕の冷えがある時は背中ではなく、胸の側、鎖骨の下に「小さなカイロ」を貼り付けるだけで肩が温まってきます。

それも数分間温めるだけで結果が出てきますから、みなさんも肩や腕が冷える人は試してみましょう。

※温まったのが分かったら、いったんそのカイロを剥がしてお腹にはっておくと良いと思います。

※数分間使うだけですから、小さいカイロを一つだけ使って左右で使い回せば良いでしょう。

 

背中に貼っていたカイロがどうして悪かったのか?という謎解きは・・

背中の前側(体の内側です。)には自律神経をコントロールしているところがあるのです。

 

そこを温め続けていると、自律神経が自然の気温変化などに合わせて変化することができなくなりますから、余計に体が冷えてきたりします。

また、その時に貼り付けていた場所が首の部分と連動していたり、内臓の部分と連動しているところでしたので、その部分も不調になってしまっていたのです。

 

「背中のカイロを剥がしても良いですか?」・・で、カイロを剥がすと出ていた症状が消えてきます。

※このとき先に他の人とも共通の部分を取り去ったあと、さらに残っていた症状に対しての話しです。
※すべてのカイロが悪いのではなく、貼り方とか貼り付ける場所とか貼っている時間の問題です。

 

一度インプットされている状態というのは体に記録されたように残りますから、それを経過(数分間待ちながら様子をみます。)を観察しながら消してゆくと、何とかおさまるのです。

※まあ、たまたまですが、院長は鍼師の免許も持っていてかなり上手だと自負していますが・・自分で言うと信憑性が落ちますが・・それでも信用する人は困ったら言ってみてください。
※それで必ず何とかする・・ということもお約束できませんが、たいていは何とかできるならすると思います。

 

今年から、顔がむくみすぎていてどうしてもとれない人などに対して、ご自分の力だけではなんともできない事に対しては鍼も使ってみよう・・と始めていたところでした。

※この時に使っている「鍼(はり)」は、「小児鍼(しょうにしん)」と言って実際には当てているだけで刺さらない鍼ですから、痛くないし安心です。

姿勢を直したり、体のバランスを調整したり・・いろいろと施術中にも使ってみようと考えています。

 

鍼が死ぬほどきらいな人は、最初に院長に言ってくださいね。

では、鍼をつかったり、今まで見たことが無いような技術を使ったり・・

今年は、もっと変化して、変化して・・進化して・・行きましょう。

【次号につづく・・】