みなさん、お久しぶりって感じですがお元気でしたか?

最近になって、顔や体がむくんで・・特に顔の下半分が大きくなっている人が増えてきました。

原因のひとつは「花粉症」です。

「花粉症」では症状の分からないくらい軽症の人でも、全身がむくんだり、だるくなったり、消化器の働きが悪くなったりしてきます。

特に気がつくのは、目がカパカパする感じになって乾燥してくることや、鼻やのどが乾燥してくることではないでしょうか?
実はそのすべてが顔の下半分が大きくなることと関係しています。

そこで、これから2回に分けて顔の下半分が大きくなって見えている原因ついて解説して行こうと思います。

今回はその1.「花粉症とむくみの秘密」です。

 

ということで、その「乾燥」の秘密から解き明かして行きたいと思います。


①首が太くなって、のどが渇く。

「からだの研究所流の考え方」では、「むくみというのは、肝心なところが乾燥して、そのまわりがむくむ症状」のことを言います。
※必ず「肝心なところが乾燥する」ことがむくみの影にある症状になります。

どういう事かというと、例えば「気管」を考えてみると分かりやすいのですが、気管というのは中空です。

その中空部分には繊毛(せんもう)という小さな毛のようなものがあって、そこに粘液が出ていて、それで異物をとらえて・・外に排出しています。

ところが、「むくみというのは、肝心な所が乾燥し・・」ですから、肝心の気管の中空部分が乾燥して、気管のまわりの方がむくんでしまうのです。

外見的には首が太くなって見え症状から見るとのどが乾いてしまうのです。

ですから、のどが渇いて咳っぽくなって・・風邪をひきやすくなるのです。

※のどの抵抗力のひとつは繊毛の働きにかかっていますが、その繊毛がスムーズにはたらくための粘液が出にくくなってしまうので、かえってベタベタ状態になり咳っぽくなります。

のどや気管の中が乾燥していることで菌やウィルスに冒されやすくなってしまうのです。

 


②内臓が下がって、浮腫む

同じように目が乾燥して目のまわりがむくみます。

さらに、同じように中空の胃腸も消化管の中の粘液が少なくなって(胃腸が弱って)体全体にも腫れぼったくなってきます。

つまり、体の内側がむくみ、弱くなるので腫れやすくなっている状態になるのです。

特に消化器が弱ってくると、内臓が下がってきます。

来院した方にテストをしてみますが、お腹を下から持った状態で「むくみを減らしたり・・」「内臓の強化(自立神経的)」をしたり・・いろいろやってみると、どのテストでも内臓がその場で上がってくる(片側ずつテストしています。)のが分かります。

また、その時に顔や首のむくみも少なくなって顔が引き締まって引き上がる現象が現れます。

※お腹の下側(おへそよりも下側)は、顔の下半分と連動していますから内臓が下がると顔の下半分も下がってきます。

肛門を締めるテストとおしっこのところを締めるテストをしてみると、お腹を持っていなくても結果が分かります。

※肛門が締まる時は骨盤が締まっているという意味で、おしっこのところが締まるのは内臓が上がっているという意味になります。 → つまり、おしっこのところが締まらなくなってきたら、内臓が下がってきているということです。

内臓が下がれば下がるほど、あごの下側のお肉が増えてきますから全体に見ると顔の下半分が巨大化して見えることになります。

対策としては、来院された方には「キャンペーン企画/マスク老け」をしていますから、その中でこれらの対策を実感していただいています。

これらのキャンペーン企画はもも上げなどと連動するように作ってありますから、その効果を高めることが(期待)できます。

また、来院できなかった方には以前に施術してあるプログラムがまだ効いていると思いますので、単純に「もも上げ」(一回に両足交互に3歩で大丈夫です。)をするだけでも顔のむくみ自体が減って、内臓が引き上がるのが分かりますので、どんどんやってみてください。

 


次回のテーマは、顔の下半分が大きく見える原因の2回目「ゴリラ腰」です。

みなさんは、エラ部分の筋肉(咬筋/こうきん)が固くなって大きく見えているのを気がついていましたか?

「からだの研究所」では、その秘密に気がついて・・もう対策を作り出しました。

まずは、エラ部分のお肉(筋肉)を触ってみて、以外と顔の下半分が大きく見えている原因は・・「これ?!」に気がついたと思います。

・・という事で、次回はどうして?そんなことになっているのかという秘密について解説をして行きますのでお楽しみに。