ここまで、「美魔女小顔コースⅡ」を題材にして「老けは美容の大敵」・・を新しい観点で謎解きしてきました。

ですが、今まで聞いた事が無い話しが続いていますから、ここで今までのところをまとめてみたいと思います。

 

1) 若い時には「回復力と修復能力」が高かったのですが、だんだんとそれも下がってしまいます。

2)その原因の一つは「体を修復するための材料を運んでいる血行が悪くなっている事」です。

3)そこで「全身の血行をその場で良くする方法」があれば、老化には見えているけれども「本当の老化」ではない状態に対して対抗策になります。

4)その方法は「背骨の上に背骨が乗っている状態」を作り「体のバランスを良く」する事で血管にも無駄な力がかからない状態を作る事です。

5)実際に血行が良くなったのかを確認するのは「ジャンプテスト」(跳び上がった時の着地の反動が少ない方が背骨の上に背骨が乗っている事を体感で確認できるテスト)です。

6)全身の血行だけではなく肝心な「脳に行く血液量をテスト」(体のテストは「グーパーテスト」で、脳のテストは「足し算のテスト」でした。)をしてみるとそれも回復しているので、体の動き自体も良くなっている事が分かります。

 

つまり、「回復力と修復能力」が上がってきた事で「重力ダメージ」を回復させる方向に動き始めた事になります。

 

しかし、まだ、それではその状態を維持するところまでは行っていないのです。

それに必要な技術が「ネック調整」という施術です。

 

顔の骨は体がゆがむと傾いたり下がったりしてしまうので、その影響を受けて顔肉が下がったりたるんだりしてくるのです。

それは、顔という小さな範囲だけの問題ではなく、姿勢が悪くなるだけで肋骨が薄くなり(肺や心臓も圧迫されて呼吸力が弱ってきます。)内臓(内臓全体もありますが、腸など)が下がってしまうのです。

 

体は全部が連動して働いていますから、それらの事が同時に起きています。

全身が同時に連動して変化しているので、全体像をつかみにくく、そして回復させにくいのです。

 

もう一つの「ネック調整」という施術の目的は、「この状態を固定する事」です。

せっかく「背骨の上に背骨が乗って、全身の血行が良くなった事も確認できた」のに、その状態が維持できないのでは意味がありません。

その方法が「ネック調整」の本当の意味なのです。

 

【次号につづく・・】

※次回の「「老けは美容の大敵」(4)」でも、もっと知らなければいけなかった「新しい視点から美容を知る」ための・・さらなる謎が解けてきますのでご期待ください。