みなさんの中に、ご自分が「運動音痴(おんち)」じゃあないかと考えている人がいませんか?

そこで、今回は「動きのテーマ」で、「運動音痴」について解説して行きたいと思います。

 

さて、運動音痴って何だ?

本来は、脳で考えてから動き出すまでの時間が遅い人、反応時間的なにぶさがある人です。
※つまり、タイムラグが発生する人です。

実際のテストでは、簡単な動作をしてもらいながら、その反応速度をチェックしています。

そして、その反応時間がにぶい場合に「ちょっと、運動音痴」だな・・ということになります。


その人は、運動能力だけではなく、返答の速度も遅いのでかなり生活がしにくかったり、コンプレックスが強かったりすることが多いようです。
※人の言っていることを理解するのに時間がかかるようです。

原因が分かっていませんが(おそらく医学的にもです。)、単純に神経の伝達速度を上げるだけなら、それほどむずかしいということはありません。
※原因が分からなくても、対処の方法があれば問題は無いと考えることができる人はこのテストに参加することができます。

ちょっと先になりますが、そうしたテストができるコースをご用意したいと思っていますので、お待ちください。
※研究所ですから、そうしたことのすべてを研究対象のテストということにしました。

 

「運動音痴」のように見える症状

さて、今回はそれとは別で、「運動音痴」のように見える症状についてお話ししようと思います。

それは、精神的な問題があることで「動きがにぶくなるケース」です。

普通は小さい時に受けた精神的なダメージが固まって残っているので、それを取り除けば問題は解決できます。

 

【自分】で決められない。

今回のケースでは、「何をする時でも、自分で決められない」ということがテーマになります。

精神的なダメージの中で、特に小さい時にあなたが決めてはいけない!」とか「あなたがすると間違うから、わたしの言うことを聞きなさい!」的なダメージを受けて、それが固まると大人になっても「自分で決めてはいけない!」と思ってしまうので、動きや反応が躊躇(ちゅうちょ)してしまうのです。

それが、一瞬動作を遅らせたり、反応速度を落としたりするので、にぶい感じになります。

その場合、運動音痴との識別は、普通に簡単な動きをしてもらった時には、脳で考えてから動作が現れるまでの時間的なタイムラグ(誤差)は無いのです。

つまり、神経伝達能力的には問題が無いのに、なぜか普通の生活の中では動きがにぶいということになります。

その感じは、脳の中に厚い膜があり、それを無理に通過させながら神経伝達されているので、その幕を通り抜ける速度を上げてみると、動き自体のタイムラグも考える時のタイムラグも無くなることが分かりました。
※全部の場合がそうではありませんが、今回のケースでは脳の中に(抵抗する)幕があるように見えました。

だったら、その幕をすぐに通り抜けるようにして固定したら「タイムラグの症状」も無くなるのだから解決ではないかと考えると思います。

ですが、結果的には根本問題が解決していないと、また何かの形を変えて別の症状が現れたりしますから、この場合は、本当に解決することが必要になります。
※これは、経験上の勘のようなモノです。

 

ダメージを受けた時期

そこで、「いつダメージを受けたのか?」を調べてみると「かなり小さい時」で、相手が与えたダメージの跡を発見することができました。

そこで、もう少し詳しく見てみるとその瘢痕(はんこん:固まった傷跡のようなモノ)があり、カラメルを固めたような感じのモノとそのことを発見できないように固めた痕跡が見つかりました。

この意味は、その人にとって「あってはいけないこと」になっているので、見えないように隠して包み込んであるのです。

さらに、そこについていた「カラメルを固めたようなモノ」は、その時のショック(ダメージ)が固定化されたものだと思われます。

 

ブロック(遮断)テストをしてみると・・・

もう一つテストをしてみて、そのカラメルの塊をブロックしてみると、ご本人自体の精神が揺れてしまい、非常に不安定になりました。

つまり、そのカラメルの塊を作った張本人は、その人にとって精神的な土台になっている大切な人で無くてはならない人ということになります。

「カラメルの塊」をブロックしたものをもう一度、さらにブロックしてみると精神的にも安定して、いろいろな動作をしても、反応が遅かった時のことを思い出してもらっても、普通に反応できるようになっていました。

ご本人に対して大切な精神的な土台である人の記憶を消さずに、ブロックして残し(これで安心できます。)そのダメージだけが出ない形にしたので、その反応(症状)が出なくなったので、それからの経過を確認してもらっています。

こんな感じで、運動音痴に見えても実は精神的なダメージやショックが元で同じような症状になることがあるのです。

また、目に見えないことや不可解な現象について解説して行きたいと思います。