院長解説ブログ-010／固定法の考え方

前回のブログでは、施術というのは「技術の集合（技術群）で出来ている」ということをご紹介しました。

そして、「プログラム」というのは「技術群の効率が良い組み合わせ」によって出来上がって（設計されて）いるので、「体に無理が無くて、安全で、どんな人に施術しても結果が出る方法」になっていることもご紹介しました。

最重要な技術「固定法」

さて、今回のブログではその「プログラム」という技術や普通に使っている「施術」には、もう一つ「最重要な技術が必要」なのだ・・というご紹介です。

それが今回のテーマ「固定法」です。

この固定技術によって、「効果を長続きさせられるか？どうか？」が決定するからです。

では、当院ではどうやって「施術の固定」をしているのでしょうか？

その前に、もっと常識的なことが理解できていないと意味が分からないので、今回もそこから比較してみたいと思います。

みなさんは他の整体などで施術を受けたことがあると思います。

例えば「骨盤のゆがみ」を治してもらったとして・・

「骨盤はまっすぐになりましたので、帰ってからもゆがまないように気を付けてくださいね。」・・的なことを言われた記憶が無いでしょうか？

しかし、ほんとうは「固定」が出来ていませんから、家に帰るために一歩出た時に「ゆがんでしまう」のです。

その固定力が「靭帯力」と呼んでいるものなのです。

靭帯力というのは体を支えている力のことで、強い人の場合はその状態を維持しやすいのですが、元から弱い人の場合は、そのまま・・一歩出た時にもうゆがんでしまうのです。

※つまり、体を支える力が弱いので体がゆがんでくるのです。
※ですから、その人の場合は施術効果が長続きさせられないのです。

そこで必要になるのが「靭帯力強化法」という固定技術です。

とうぜんですが、この技術も当院独自開発の技術になりますが、世間一般の施術には「普通は無い、たいがい無い、めったに無い」という解説になる技術です。

※世間的には「ここだけです。」とか言うと「証明しろ！」というような時代になりましたので、こんな説明になってしまいます。

その「靭帯力強化法」という技術はかなり使い勝手の良い技術なので、いろいろな施術の時に使っています。

しかし、ここでご紹介している「靭帯力強化法」という技術は、まあ、ふつうの施術には必要なのですが、実際に「もっと複雑な施術の場合」には「体に記憶させて固定する技術」が必要になってくるのです。

そこで、もっと「深い謎と秘密」について語って行こうと思います。

つまり、「体に記憶させる固定法の世界」です。

さあ、その謎解きは「最初の記憶の発見」からはじまります。

※「理論的な感じでむずかしすぎる！」な解説になっていますが、次回からはみなさんの興味がある「冷え性の秘密」や「トラウマの秘密」さらには「ストレスの消し方」なんかのお話しが出てきますので、がまんがまんです。

【次号につづく・・】

※次回のテーマ「【011】■冷えという症状」にご期待ください。