みなさんは、「もも上げ」をすると首のリンパの流がよくなって顔が引き締まるのは、誰がやってもできるのだと考えていませんか?

自然現象でも生理的な反応でもないのです。

そう誤解している人が多いのですが、じつはあれは「プログラム」を体に書き込む技術なのです。

 

それを「生体プログラミングの技術」(当院独自開発の技術)と呼んでいます。

世間一般的にはそのような技術があまり(ほとんど・・まったく)無いので、理解することがむずかしいのだと思います。

その上、かなり素早い技術のため「やったかどうかさえ確認できない」ような技術です。

 

体に「プログラム」を書き込む・・のすべての言葉の意味が理解できないと思いますので、まずは「プログラム」から簡単に解説したいと思います。

「プログラム」と呼んでいるのは「設計図」と考えると分かりやすくなります。

ここの施術は、実は一つの技術ではないのです。

一般的な施術は、一回に一つの技術をやる術式(施術のやり方)なのですが、ここでやっているどの施術も、みなたくさんの技術が結集した「プログラム」なのです。

ですから、いつでも他では体験できないような施術がご用意してあります。

そのための「設計図」(プログラム)をいつも新しく作り出しているのです。

 

その設計図(プログラム)を「体に書き込む」・・がまた理解できない技術になりますので、これも簡単に解説してみましょう。

みなさんは鍼灸マッサージの「鍼(はり)」をご存じでしょうか。

鍼の業界でいろいろな論文なども出ているのですが「鍼がどうして効果があるのか?」については「痛み関係」の論文が多くて、「鍼は何で効果があるのか?」という根本的な理由についての論文は今のところ見当たらないのです。

そこで論文にはなっていませんが、わたしの考えでは「鍼による傷」が効果を作り出しているのです。

難しい話しになりますが、施術をする事、特に鍼などは「刺激療法」(刺激をする方法)と呼ばれています。

 

単純な例だと肩こりを「温めて」みると楽になるのは肩を「温めて」みたことで肩の血行が良くなり、肩こりが楽になったのです。

この時の「温めて」というのが「刺激」です。

体をゆるめるための刺激とか、緊張させる刺激もありますし、もっと複雑な事ができる刺激法もあるのです。

その時、鍼は一度にした施術の刺激が長く続きます。

 

その理由は刺激の形が傷として体の中に残っているので、その傷が治るまでその刺激をしているのと同じ状態が維持されるのです。

この体に傷(刺激法の傷)を残す・・これと同じ事を「気功」でやっているのが「生体プログラミングの技術」なのです。

 

鍼とは違いかなり複雑な設計のプログラムを使うと「もも上げ」などのみなさんに便利に使っていただける技術ができあがるのです。

【次号につづく・・】

※次回の「立体調整の秘密」・・ご期待ください。