常識的な「連動」という言葉は、実は完璧ではなく「体が動くときこっちもつられて動く」的な表現で使われていることがほとんどです。

そこで、当院で使っている「連動」との違いを最初にハッキリさせておかないといけないので、ここでご紹介したいと思います。

 

みなさんは、よく施術中にテストをする時、「目の部分とバストの部分」が連動しているから・・を試した人は多いと思います。

目が下がってきて開きにくくなるときは、実はバストが下がっていて・・は体験済みの人が多いのですぐに分かると思います。

そうしたことも連動の一部なのですが、体はもっと細かい部分でも連動しているのです。

ですから、施術をする時に一つの点に刺激をすると体の中では5カ所が変化する・・という感じです。

さらに、よく例題で出している「肩こりと鍼(はり)の話し」で、鍼管(しんかん/鍼を刺すときに曲がらないようにストロー状の金属の管に入れて使います。)をコリの部分に当てたとき、鍼管の当たっている場所のコリだけを良くするともどってしまうが、その時に反応していた5点も良くなるように刺激をするともどらなくなる。

つまり、体が全部良くなるように刺激(施術)できていないともどりやすかったり、いろいろな反動が出てきたりするのです。

 

そこで、全部が良くなるように施術していることが分かるのは「体が動きやすくなったり、力が出やすくなったり、体が引き締まってくる事」で分かります。

※体の場合、全部が良くならないと動きが軽くなったりしませんから、動きが軽くなったり力が出やすくなっていたら、さらに言うなら体が引き締まっていたら、それは良い施術をしているという意味になります。

 

正しい施術とは?・・その人その人で反応も環境も違いますから、その人に合った施術が正しい施術という事になります。

その正しい施術をしたときだけ体の連動では「体が引き締まる」という反応がでるのです。

 

ですから、施術を受けた日から体の調子が良くなったり、肌の調子が良い状態が続いたりするのです。

ちょっと、思い当たる人も多いですよね。