★今回のブログはちょっと長くなってしまいました。(内容が内容なので・・)

★そこで、2部に分けて、前半は法令線についての解説、そして後半ではその対策についてご紹介したいと思います。

 

みなさんが気にしている法令線ですが、この法令線にもたくさんの秘密があるので、簡単にご紹介したいと思います。

みなさんは法令線が濃くなるのはどうしてなのか?ご存じでしょうか?

年齢だから・・とか・・普通に・・。

実際にはいろいろな事が重なって、法令線は濃くなっているのです。

【1】法令線は左側が濃くなる

例えば、一番単純な所では、普通人は左側の法令線の方が濃くなりやすいのです。

その理由は、試してみるとすぐに分かりますが、みなさんのほとんどが右利きですから、通常の生活では右肩が前に出るような(体をねじった)形で体を使っています。

 

鏡の前で実験してみるとハッキリしますので、試してみましょう。

肩を前に出した側が細くなり、反対側が太くなる現象が起こります。

つまり、普通は右利き(右肩を前に出す形)ですから、左側の顔肉(顔のむくみ)が増えるのです。

【2】内蔵が下垂すると法令線が濃くなる

さらに、左のお腹の下側(出来るだけ下側の方が変化が分かりやすいです。)に手を下から当てて、お腹をすくい上げるようにして、さらにその手を反対の手も使って、「よいしょッ!」と持ち上げてみてください。

左側の法令線が薄くなるだけではなく、顔も引き上がってきたのが分かると思います。

 

つまり、姿勢が悪くなったり、他の理由でも内蔵が下がってくると顔が引っ張られるようにして、下がってくるのです。

※内臓下垂(病気的な)になっていなくてもほとんどの人は内蔵が下がったりします。

【3】法令線の形で、余計に老けて見える

法令線には形があって、鼻の脇から真っ直ぐにおりているほど、老け顔に見えてしまいます。

その理由は、前にブログでもご紹介したと思いますが、もう一度・・骨との擦れ合いで顔肉が下がるからです。

 

※この件に関しましては、またみなさんのご要望がありましたら、詳しくご紹介したいと思います。

つまり、口のアーチの形が広い人ほど、真っ直ぐに法令線が下がります。

同じようにアゴの脇の線もアーチが広い人ほどそのまま真下に下がってしまいますから、ブルドックに見えやすくなります。

さらに、アゴ先が広く見えるのでアゴが大きく見えてしまいます。

【4】顔の皮が伸びるとブルドックのようになる

これも、フェイスリフトの所でご紹介したように、顔の皮の内側と外側での伸びが問題になります。

さらに、ブッカルファットと言われている脂肪の袋が下がって来るので、ブルドックの部分に溜まったようになるのです。

 

・・という事で、恐ろしい事ばかりを解説して来ましたが・・それでは何か対策は無いのか??

その部分については、後半でご紹介したいと思います。